「毎日残業続きでクタクタ…勉強する時間なんてどこにあるの?」
「40代になって記憶力も落ちてきた。今さら新しい資格なんて無理なんじゃ…」
工場のライン作業や現場仕事。
体を使う仕事は、帰宅する頃にはもうガス欠寸前ですよね。
私もそうでした。40代半ば、毎日の肉体労働で、家に帰ればビールを飲んで寝るだけの生活。
そんな私が、一念発起して「日商簿記3級」に独学で挑戦し、合格しました。
正直、楽ではありませんでした。
でも、「時間がない」「疲れている」状況だからこそ編み出した、効率的な勉強法があります。
この記事では、同じように現場で汗を流して働く同世代の方に向けて、
私が実践した「働きながら合格するための3つのコツ」と、リアルな学習スケジュールを公開します。
☆この記事を読んでわかる事
1. 私のスペックと学習環境

まずは、私が置かれていた状況をお伝えします。
これを見て「自分の方がマシかも」と思ってもらえれば幸いです(笑)。
Onobuスペック
- 年齢・職業: 40代半ば、地方の中小企業の工場勤務(製造ライン・夜勤あり)。
- 簿記の知識: 完全なゼロ。借方・貸方も知らない状態。
- 最終学歴: 高卒。勉強から離れて20年以上。
- 動機: 将来への漠然とした不安。体力が落ちてきた時に、今の仕事一本では怖いと感じたため。
最大の敵は「物理的な時間不足」と「仕事後の疲労感」でした。
2. 合格までの総勉強時間と期間

私が合格までにかかった時間と期間は以下の通りです。
- 総勉強時間: 約180時間
- 学習期間: 5ヶ月(約150日)
一般的に簿記3級は100時間程度と言われていますが、
私は40代で記憶力の低下、簿記ド素人、不合格1回もあり、結果かなり多めにかかりました。
「180時間」と聞くと多く感じるかもしれませんが、
1日平均にすると「約1.2時間:72分」です。これをどう捻出したかがポイントになります。
3. 【公開】リアルな週間学習スケジュール

私の戦略は「昼勤は朝・帰宅後で時間分割、夜勤週及び週末に進める」です。
まず最初にやったこと:「参考書選び」
今回は「教育訓練給付金」対象って事もあり、2級まで取得するつもりなので、
思い切って「クレアールさんの通信講座:簿記2級、3級マスター講座」を受講する事に決めました。
勉強時間の可視化
僕の記事を読んでくださった方はご存じかも知れません。
僕は、基本独学スタイルが性に合っているので、お決まりの「勉強時間の可視化」ですね。
簿記3級は、試験期間が統一試験(ペーパー試験)期間以外は基本いつでもCBT受験可能だったので、
120h勉強する前提で計画しました。
■僕の勉強計画_簿記3級
点線:計画線
実線:実績線
正答数/問題数_結果判定(基準正答率:80%以上)で計画

【平日のスケジュール(昼勤の場合)】
- 朝(20分~60分):5:30起床。前日の復習や講義動画を見ながら朝食。
- 夜(30分~1時間):帰宅して食事・風呂を済ませると、もう眠い。
夜はアウトプットを中心に行います。
朝のインプットした内容を確認する感じで過去問を解きます。

Onobuさん
正直昼勤の時は、「1問でも解けばOK」とハードルを下げていました。
眠い時は無理せず寝てから、早起きした方が効率良いです。
【平日のスケジュール(夜勤の場合)】
- 起床(60分~120分):昼過ぎ(13:00~14:00)起床。
夜勤の時はまとまった時間が取れるので、集中して勉強してます。 - 帰宅後:帰宅して食事・風呂を済ませ、さっさと就寝。
夜勤時は帰宅後に学習しません。

Onobuさん
個人的には正直・昼勤よりも夜勤の方が勉強は捗ります。
【週末(土日)のスケジュール】
- 土曜日(2~3時間): 午前中に集中して新しい単元を進める。
- 日曜日(2~3時間): 土曜日の復習と、問題演習が中心。

Onobuさん
平日は疲れて頭が働かないので、「忘れないためのメンテナンス時間」と割り切りました。
その代わり、週末の午前中はしっかり時間を確保しました。
午後からは自由時間です。
4. 時間がない私が合格した「3つのコツ」

ここが本題です。
私が試行錯誤してたどり着いた、忙しい社会人のための戦略です。
コツ①:「理解」より「慣れ」!完璧主義を捨てる
これが最大の時短術です。
特に真面目な人ほど、テキストの第1章を完璧に理解してから第2章に進もうとします。
しかし、それは時間の無駄です。
簿記は「習うより慣れろ」のスポーツのようなものです。
最初のうちはテキストを読んでも「?」だらけですが、気にせずどんどん先に進んでください。

Onobuさん
勉強も後半戦には電卓トレーニングの様な感じになってきます。
「6割くらい分かったら次へ進む」これで良いです。
不思議なことに、最後まで行ってから最初に戻ると、点と点がつながって理解できるようになります。
コツ②:スマホを最強の武器にする(隙間時間の活用)
工場勤務者は、机に向かう時間が限られています。
だからこそ、スマホを勉強道具に変えました。
「塵も積もれば山となる」を体現しました。これだけで1日30分は稼げます。
コツ③:とにかく早く「過去問(予想問題)」に入る
テキスト学習(インプット)は、全工程の3割程度でいいです。
残りの7割は問題演習(アウトプット)に使ってください。

Onobuさん
僕は学習開始から1ヶ月半後
(全範囲がまだフワッとしている状態)ですが、
「予想問題集(過去問形式)」に取り組みました。
最初はボロボロです。
20点でも取れれば良い方です。
でも、それでいいのです。
- 「どこが試験に出るのか」
- 「自分の弱点はどこか(精算表が苦手、など)」
- 「時間がどれくらい足りないか」
これらは、テキストを読んでいるだけでは絶対に分かりません。
早めに「敵を知る」ことで、その後の勉強効率が劇的に上がります。
間違えた問題をテキストに戻って確認する、この繰り返しが最強の勉強法でした。
5. 使用した教材・ツール
あれこれ手を出す時間はないので、教材は絞り込みました。
メインテキスト・問題集

「合格に必要な範囲だけ」に絞り込んだ独自のカリキュラム(非常識合格法)が特徴のWeb通信講座。大手予備校よりも安価な価格設定に加え、教育訓練給付制度を利用することで受講料の20%が戻ってくるため、コスパ重視の社会人に選ばれています。
簿記検定通信講座 | 合格実績で選ぶならクレアール
- 給付金制度で「実質20%OFF」になる
- 「非常識合格法」で勉強時間を短縮できる
- 給付金の申請手続きが「面倒」
- 強制力がないため「自己管理」が必須

Onobuさん
たまたま同時期に妹が簿記を勉強していたのですが、
彼女は「独学苦手」「誰かに尻を叩いてなんとか進めるタイプ」と自己分析して、『TACの資格学校』に通ってました。
それも一つの戦略ですよね
自己分析して、自分に合った方法を選択すると効率良いです。
僕にとっても、お互いに進捗確認できて、とても励みになります。
動画講義:YouTubeチャンネル:_『【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき』さん

「簿記系YouTuber」として圧倒的な登録者数と信頼を誇るチャンネル。元経理マンの実務経験に基づいた、「丸暗記させない(理屈で理解させる)」深い解説が特徴で、有料スクール顔負けの講義がすべて無料で視聴できます。
【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき – YouTube
- 「なぜ?」を説明してくれるから応用が効く
- 有料級の講義が「完全無料」
- 動画1本あたりの時間が「長い」
- 話し方や余談に「好みが分かれる」
僕は、話し方が苦手です。
その他:日商簿記ネット模擬試験

「ネット試験(CBT方式)」の本番環境を忠実に再現した模擬試験プログラム。同社が出版する『とる模試』などの書籍に付属していることが多く、パソコン上で「問題を解く・入力する・時間を計る」実践練習ができるため、ネット試験受験者の必須ツールとなっています。
公式リンク:ネットスクール株式会社 日商簿記ネット模擬試験
- 本番の画面(UI)への再現度が「異常に高い」
- 書籍購入で付いてくるので「コスパが良い」
- 「パソコン(PC)」が必須
- 問題の「パターン」が限られる
- アクセス権に「期限」がある
【体験談】工場勤務の私が簿記3級を取って「役に立った」と感じた瞬間

ここが一番お伝えしたい部分です。
正直なところ、普段のライン作業で「借方・貸方」を使うことはありません(笑)。
「じゃあ、取る意味がないの?」と聞かれたら、私は自信を持って「絶対に取る意味がある」と答えます。
実際に私が役に立ったと感じているのは以下の3点です。
もともと興味があった株式投資などの資産運用ですが、簿記を学んだことで理解が深まりました。
企業の決算書(貸借対照表など)が読めるようになり、投資先を選ぶ根拠が持てるようになりました。
また、家計においても「資産」と「純資産」の違いを意識するようになり、お金を守る力がついたと感じています。
これが私にとって一番大きかったです。
これまでは「自分は現場のことしか分からないから……」と無意識に諦めていました。
しかし、簿記3級を取得したことで「勉強すれば自分も変われる」という自信がつきました。
いつか事務職に挑戦したいと思った時、履歴書に書ける資格があるというのは大きな精神安定剤になります。簿記3級は、その不安を「自信」に変えてくれる最初の一歩でした。
会社の全体朝礼などで出る業績報告。
今までは宇宙語を聞いているようでしたが、今は「あ、利益率が落ちているな」「在庫(棚卸資産)が経営を圧迫しているんだな」と理解できるようになりました。
経営者目線で現場を見られるようになったのは、予想外のメリットでした。
まとめ:40代の挑戦は価値がある

正直、仕事で疲れた体にムチ打って勉強するのはしんどかったです。
幾度も挫折しそうになりました。
でも、合格証書を手にした時の達成感は、何物にも代えがたいものでした。
「おっさんの自分でも、やればできるじゃん」という自信が、その後の仕事への向き合い方も変えてくれました。
簿記3級は、会社の数字が読めるようになるだけでなく、自分の家計管理にも役立つ一生モノの知識です。
時間がない、疲れている、記憶力が…。
そんな言い訳を一番していた私が合格できたのです。
あなたにできないはずがありません。
まずは今日、テキストを買いに行くところから始めてみませんか? 応援しています!








