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こんにちは、Onobuさんです

前回、ビジネス実務法務検定2級に合格した体験談をアップしましたが、
ちょっと反応良かったので、3級の時のやったことを紹介します。
3級→2級からの着実なステップアップを望む方や、コンプライアンスの基礎知識を身に付けたい方必見です。

それでは、解説していきます。

☆この記事を読んでわかる事

試験の基本情報

・形式はIBT/CBT方式(ネット試験)の90分、合格基準は70点以上。
・出題範囲は、契約、労務、会社法など、ビジネス関連の幅広い法律の基礎。

最新の難易度と学習目安

・近年の合格率変化と学習時間の目安。

推奨される教材と学習戦略

参考書・通信講座の紹介

ビジネス実務法務検定とは?

まずは「ビジ法3級って何?」という方のために、基本情報をおさらいしましょう。

ビジネス実務法務検定試験は、東京商工会議所が主催する、ビジネスに必要な法律知識を問う検定です。
単に法律の知識を問うだけでなく、
その知識をビジネス上のリスク回避や問題解決に「活かせるか」が問われます。

出題範囲

3級では、
「会社法、民法、商法、知的財産、消費者保護法、労働法、倒産法」など、
ビジネスに関する幅広い法律分野ですが、2級と範囲はほぼ変わりません。
3級→2級とシンプルに難易度が上がっているだけです。
相変わらず、民法(債権法改正含む)と会社法は出題の核となります。

 法律名 分野 要約
(何に関するルールか)
民法 (Minpō)私法の一般法「私人(個人や企業)間の権利・義務に関する基本ルール」。契約の成立・効力、物の所有権、損害賠償、債権の管理、家族関係など、市民生活・経済活動の根幹を定める。商法や会社法がない部分に適用される
商法 (Shōhō)私法の特別法「商人の営業や商行為に関するルール」。民法の特別法として、商人間の取引の迅速性・定型性を担保するための特則を定める。かつては会社に関する規定を含んでいたが、現在は会社法に分離している。
会社法 (Kaisha-hō)企業組織法「会社の設立、組織、運営、資金調達、解散・清算などに関するルール」。株式会社、合同会社など4種類の会社形態を規定し、株主や債権者など利害関係者の保護も図る。
知的財産 (Chiteki Zaisan)創作物の保護「人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物を保護する権利の総称」。主に特許法(技術)、意匠法(デザイン)、商標法(ブランド)、著作権法(文芸・芸術)などの法律で構成され、権利者に独占的な使用を認める。
消費者保護法 (Shōhisha Hogo-hō)消費者取引の規制「事業者と消費者の間の情報・交渉力の格差を是正し、消費者を保護するための法律群の総称」。消費者契約法(不当な契約の取消・無効)、特定商取引法(訪問販売などを規制)、景品表示法(不当表示の規制)などが含まれる。
労働法 (Rōdō-hō)労使関係の規制「使用者(企業)と労働者の関係性について、労働者を保護するための最低基準を定めた法律群の総称」。労働基準法(労働時間、賃金、休日など)、労働契約法(解雇など)、労働組合法(団体交渉の権利)などが中心。
倒産法 (Tōsan-hō)債務整理の手続き「企業や個人が債務を返済できなくなった(倒産状態)際に、財産の清算や再建手続きを定める法律群の総称」。破産法(財産を清算)、民事再生法・会社更生法(事業の再建)などがあり、「倒産法」という単独の法律はない。

取得する事のメリット

なぜビジ法3級を取るべきか?それは、合格することで以下のメリットが得られます。

ビジネス必須の法律知識を得られる

契約、労務、債権管理、知財など、日常業務で直面する法的問題点の発見やリスクを回避する基礎力が身につきます。

コンプライアンス意識の向上

企業が重視するコンプライアンスの基礎を体系的に学ぶことで、法的な視点から物事を考えられるようになります。

転職・就職・昇進でのアピール

特に法律知識に自信がない文系出身者や、新卒・若手社員にとっては、自己啓発やスキルアップを証明する強力な武器になります。企業によっては、新入社員に取得を推奨・義務付けているケースもあります。

受験の動機

僕の3級受験の動機は、こんな感じです。

  • 2級を取得するつもりで基礎知識を養うため
  • 法律に興味があった。
  • FPと親和性が高い
  • 将来的に事務職業種に携わりたい。
  • 推奨勉強時間が割と少なめ(推奨:45~60h)

主に2級を取る為に、3級を勉強しました。

問題の出題形式と難易度

出題形式

2級と3級の試験形式は、2020年度からインターネットを利用した方式に移行しています。

実施形式特徴受験場所
IBT方式
(Internet Based Testing)
受験者自身のパソコンとインターネット環境を利用して、自宅や会社などで受験する形式。自宅、会社など
(受験者自身で環境を用意)
CBT方式
(Computer Based Testing)
全国各地にあるテストセンターへ行き、備え付けのパソコンで受験する形式。全国各地のテストセンター

◆実施形式の主な共通点

試験形式

どちらも多肢選択式(マークシートに代わるPC画面上での選択)です。

試験期間

どちらも年に複数回設けられる特定の試験期間内で、受験日時を選択して申し込みます。

※1級については、2級・3級とは異なり、年に一度実施される論述形式の試験です。

出題形式

試験時間

1.5時間(90分)

出題形式

多肢選択式(マークシート方式)
選択肢の中から最も適切なものを一つ選ぶ形式が中心です。

合格基準

100点満点中70点以上

難易度と合格率

「法律の勉強は難しそう…」と不安に思っている方もご安心ください。
ビジネス実務法務検定3級は、法律系資格の中では比較的難易度は低いとされています。

しかし、近年では難化傾向が見られるため、油断は禁物です。


2021年度まで、合格率:75%〜88%程度、比較的易しく、法律初学者でも取り組みやすい水準でした。
2023年度以降、40%〜53%程度、難化傾向にあり、合格率が大幅に低下しています。
特にCBT/IBT方式への変更に伴い、出題形式や傾向への対策がより重要になっています。

以前は8割近い合格率でしたが、現在は約半数の受験者が合格するレベルになっています。
基礎知識の定着に加え、過去問や問題集を使ったアウトプット練習が不可欠です。

まず最初にやったこと

以前もご紹介した僕の独学スタイルをご紹介です。

「参考書または通信講座選び」、「講義動画探し」、「勉強計画の作成」です。
2級の時はyoutube動画講義はありませんでしたが、実は3級だとあるんです。
それがこちら↓↓↓

Onobuさん

僕は主にこれを見て基礎知識を養ってました。
ありがとう木村先生

YouTube動画を活用するメリット

体系的な理解

法律の専門家が、初学者でも分かりやすい言葉や図解を用いて解説してくれるため、
テキストだけでは理解しにくい概念(例:民法上の債権や責任の範囲)の理解が深まります。

スキマ時間学習

10分〜20分程度の動画が多く、通勤中や休憩時間などのスキマ時間を利用して、
効率的にインプットや復習が可能です。

モチベーション維持

合格体験記を見ることで、具体的な目標設定や、
学習の継続に必要なモチベーションを維持できます。

おすすめ参考書

ここでは、書店の立ち読みや実際に僕が使った参考書を含め、3点に絞ってご紹介いたします。

ビジネス実務法務検定3級
公式テキスト&公式問題集
(東京商工会議所 編)
総合評価 :4.5

出題範囲を完全に網羅。
最新の法改正にも対応している。
直近の過去問を収録。
本番の形式・傾向に慣れるための必須教材です。

メリット
  • 本番の出題形式・傾向に最も忠実で、実戦的な対策ができる。
  • 最新の過去問が収録されており、難化傾向への対応に必須。
デメリット
  • 過去問の解説がシンプルな傾向があり、なぜ間違えたのかの理解が浅くなることがある。
  • 論点ごとの網羅性には欠け、体系的な弱点克服には不向き。
法務教科書 ビジネス実務法務検定試験(R)3級 テキストいらずの問題集 2025年版 / 翔泳社
総合評価 :4.0

僕はこれを使って勉強しました。
【問題演習の強化】 過去問を分野別に精選・解説。「一問一答」形式の重要項目も収録されており、アウトプットの量と質を増やせます。

メリット
  • 分野別に過去問を解けるため、苦手な分野を集中克服しやすい。
  • 問題解説が充実しており、知識の肉付けに適している。
デメリット
  • 公式テキストとは構成が異なるため、相互参照に手間がかかる場合がある。
  • 基礎的なインプットなしに本書のみで学習を進めると、知識が体系化しにくい。
ビジネス実務法務検定試験3級 テキスト&問題集
総合評価 :4.0

【別視点のインプット】 公式テキストが合わないと感じる場合に有効。解説がより簡潔で分かりやすい、図表が多いなど、独学者向けの工夫がされています。

メリット
  • 公式テキストより平易で図表が多く、法律初学者でもスムーズにインプットしやすい。
  • 1冊にテキストと問題がまとまっており、持ち運びやすい。
デメリット
  • 公式テキストと比較して、情報量がやや絞られている可能性がある。
  • 法改正への対応が公式教材より遅れる、または不十分な場合があるため、最新版の確認が重要。

選ぶ際のポイント

  • とにかく迷ったらこれ: 公式テキスト&公式問題集
  • しっかりと知識を定着させたいなら: テキストいらずの問題集
  • イメージで全体像を理解したいなら: テキスト&問題集

複数の者を併用したり、ご自身の学習スタイルに適した参考書を選びましょう!

取り扱い通信講座

短期合格を目指す社会人にとって、効率的な学習を実現する通信講座は強力なツールです。
ここでは、価格、学習スタイル、実績に基づき人気の高い3社をご紹介します。

資格合格パートナー「スタディング」

スマホ完結型学習: 全ての教材(動画講義、問題集、テキストなど)がWeb・アプリに集約されており、移動中や休憩時間などのスキマ時間を最大限に活用できる設計。

メリット
  • 映像講義の倍速再生機能や、短い動画ユニット(チャプター)により、忙しい社会人でも効率的かつ短期間で学習を進めやすい。
  • アプリ内で間違えた問題やチェックを付けた問題を横断的に復習できる機能があり、知識の定着を効率的にサポートする。
デメリット
  • 基本的に質問回答サービスが付いていないため、独学に近い形で、疑問点を自己解決する必要がある(コースによってはオプションがある場合もあります)。
  • 全てデジタルベースのため、紙のテキストや問題集でじっくり書き込みたい人には不向き。
価格目安4,500円前後(税込)
公式サイト資格合格パートナー「スタディング」
オンスク.JP

**月額定額制(サブスク)**で、ビジ法3級を含め複数の資格講座が受講し放題。動画が10分程度の短尺に分かれている。

メリット
  • 極めて安価であり、経済的な負担が小さい。
  • 複数の資格に興味がある場合、追加料金なしで他の資格学習も試せる。
デメリット
  • サポート体制は最小限であり、質問や個別指導は期待できない。
  • 教材はデジタル中心で、紙のテキストが欲しい場合は別途購入が必要。
価格目安月額 980円〜(または一括7,400円〜)
公式サイトオンスクJP
LEC東京リーガルマインド

法律系資格に強い老舗予備校。ベテラン講師が出題頻度の高い重要事項と問題を解く力に的を絞って解説。

メリット
  • 資格対策のプロによる質の高い講義で、法律初心者でも体系的に理解しやすい。
  • 単に知識を教えるだけでなく、試験に合格するための「解き方」指導が充実している。
デメリット
  • オンライン専業講座と比べて**受講料が比較的高額**になる傾向がある。
  • スキマ時間学習に特化したアプリ機能は、他の講座に一歩譲る。
価格目安(3級スマート合格講座)12,000円前後(税込)
公式サイトLEC東京リーガルマインド

選ぶ際のポイント

  • スキマ時間の最大活用なら: スタディング
  • 価格を最も抑えて講座を利用するなら: オンスクJP
  • 費用はかかっても手厚いサポートと実績を求めるなら: LEC

ご自身の予算と学習スタイルに最も合う講座を選ぶことが、合格への鍵となります。

学習方法の進め方と進捗

1か月目

講義動画があるので、単元ごとに講義動画→問題集のルーティーンです。

もちろんわかりません。
そしてめっちゃ眠くなります。
こういう時にスマホとか触りそうになるので、引き出しに隠すなどして、封印してます。

勉強時間:1h/日ペースを継続し、2週間経過時点で、過去問以外の単元を1周しました。
内容自体はどれも常識的な内容です。
学生さんは馴染みが無い事もありますが、一般的な社会人なら概ね常識の範疇だなと感じました。

2か月目

1カ月経過後で、単元は全て正答率80%以上になったので、過去問の問題集のヘビロテに入りました。
この時点で感じた事は、「同じ3級でも簿記とは難易度が全く違うな・・・」って事です。
思ったような難所も無く、終始スムーズに正答率は上昇してました。

試験日当日

朝起きていつも通り軽く問題集を解きます。
ここでは、過去に間違えた、または理解の浅い分野の問題を解きます。
この時点で珍しく、「今日はイケるかも」僕の自信は高かったです。

僕はCBT試験を申し込んだ為、試験会場へ移動・到着。

Onobuさん

試験会場はいつでも緊張します。
何度やっても緊張します。
きっとこれからもずっと緊張するんでしょうね。気が小さいんです・・・

そして試験開始、試験時間は90分。
15分くらい時間が余り、簡単に入力ミスが無いかを確認して、試験終了。
CBT試験なので、終了後すぐに合否が出ます。

結果:合格!

ここまで自信をもって挑めたのは、僕にしてはすごく珍しいです。
過去の合格率を見る限り、40~50%前後の数字ですが、それほど難しく無いです。
体感的には、FP3級の難易度に毛が生えた感じでした。
(基礎知識無い人にはFP3級も難しいですけど)

まとめ:行動こそが合格への最短ルート!

ビジネス実務法務検定3級は、ビジネスパーソンとして自信を持つための大切な一歩です。

このブログで解説した通り、近年の試験は難化傾向にありますが、
それは逆に、しっかり対策すれば合格できるということでもあります。

合格の為の3つのアクション

最新の公式教材を揃える

法改正に対応した公式テキストと、出題傾向を掴むための
公式問題集を必ず手に入れましょう。

問題演習を徹底する

「テキストいらずの問題集」や「一問一答」を追加し、40%台に低下した合格率を突破するためのアウトプット量を確保しましょう。

スケジュールに落とし込む

45〜60時間の勉強時間を逆算し、あなたに合った無理のない学習計画(例:3ヶ月スケジュール)を今日立てましょう。

「難しい法律知識」ではなく、「現場で使える法務知識」を身につけて、
自信を持ってビジネスの最前線に立ちましょう!

さあ、あなたも今日から学習を始めてみましょう!